眠れぬ夜には、『神の子どもたちはみな踊る』を再読。
どうも寝付きが悪いので、久しぶりに村上春樹の『神の子どもたちはみな踊る』を再読。
そう、この作品は、阪神大震災を題材に書かれた小説。
すっかり忘れていたけど、はじまりにこんな言葉があった。
//ラジオのニュース//
米軍も多大の戦死者を出しましたが、ヴェトコン側も115人戦死しました。
女「無名っておそろしいわね」
男「なんだって?」
女「ゲリラが115名戦死というだけではなにもわからないわ。一人ひとりのことは何もわからないままよ。妻や子供がいたのか?芝居より
は映画のほうが好きだったか?まるでわからない。ただ115人戦死というだけ」
—-ジャン・リュック・ゴダール「気狂いピエロ」—–
そして、ついさっきネットでたまたま見つけた北野武のこんな言葉、
ビートたけし、「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ【長文抜粋】
http://naokitree.blog33.fc2.com/?mode=m&no=129
"人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。"
胸に刺さります。。
そういえば、『神の子どもたちはみな踊る』は去年、映画化もされたんですよね。
http://www.kaminoko-movie.com/
『ノルウェイの森』よりは、僕はこちらに少し期待してるんだけど、どうなのかな?
だって、大好きな女優ナスターシャ・キンスキーの娘!!のソニヤのデビュー作でしょ!
http://matome.naver.jp/odai/2128321560583750301
それだけでも、期待せずには居られまへん。。。。
この父(右側)クラウス・キンスキーに対して、
娘のナスターシャ。
そして、その娘、ソニア。
凄すぎる一族。。。。